第二新卒はやばい?採用される第二新卒になるための5つの方法

豆知識

新卒ですぐ退職した人を面接官はどう思っているんだろ

すぐ辞めちゃうような人って確かにやばいよね
どうしたら次の会社に内定もらえるのかな

第二新卒は「やばい」。今も昔もよく言われてきました。
私も新卒で入社後2年で転職していますが、
面接では「何で退職したの?」「何でその会社入ったの?」
と詰め寄られた覚えがあります。

苦労して入社した会社をすぐに辞めてしまうのは根性がないのかもしれません。
そういう意味では「やばい」ですね。

ですが!
そんな「やばい」第二新卒が面接での伝え方次第で未来のホープに変わります!

第二新卒を採用している面接官の気持ちになって
やばくない第二新卒になりましょう!

面接での伝え方次第で第二新卒は大手も夢じゃない!

第二新卒は大手優良企業へのチャンスもあります!
というのも新卒の時と第二新卒のときでは選考の基準が異なるからです。
新卒時に大手に相手にされなかったとしても可能性はあります。

実はいまでは第二新卒=「やばい」ではなく、
第二新卒の一部に「やばい」奴がいるというだけです。
しっかり一社目で基本的な社会人経験を積んできた人は
むしろ「若手のホープ」となれるでしょう。

というのも新卒で入社して3年以内には3割の人が退職をしています。
ただでさえ若手の人手不足に悩む企業にとって、この第二新卒は非常に欲しい人材です。
それは大手も変わりません。

むしろ第二新卒には企業が得られるメリットがたくさんあるのです!
「やばくない」第二新卒にはチャンスが沢山あります。

なぜ第二新卒は「やばい」と言われるのか

自分が面接官になったとして第二新卒の人材にはどのような印象を持ちますか?
・苦労して入った会社なのにすぐ辞めてしまう根性無し
・入社した会社で早くも置いていかれた仕事のできない人材
・人の所為、環境の所為にして自分自身で行動を起こさない人材

もし私が第二新卒の人と面接をするとなれば、
上記の懸念点を払しょくできるかをチェックするでしょう。

こんな「やばい」第二新卒にならないためにも
「やばい」第二新卒について知っておきましょう。

すぐに辞めてしまう

新卒の時の就職活動は大変でしたよね、、、
自己分析して色んな会社を受けて、選考も数が多くて。
それだけ苦労して入った会社をスグに辞めてしまう人なのだから
次の会社も続かないのだろうと思われてしまいます。

企業が欲しい人材は
・売り上げに貢献してくれる人
・すぐに辞めない人

ぐに辞めそうな人には内定をだしません!

採用するのには多くのコストがかかります。
求人掲載などの採用費用や研修時の人件費、もちろんあなたの給料と社会保険料。
もしあなたが入社してすぐに退職したらそのコストが無駄になるばかりか
研修した人や部署のモチベーションも下がるでしょう。

スグに辞めない人という印象を与えるためには
企業研究をしっかりして「御社でなければダメなんです」
「御社でこういう人材になりたいんです!」
と熱意をもって伝えることが重要です。

敬語や社会常識が身についていない

企業が第二新卒に期待していることは
●基本的なビジネスマナーが身についているため研修の手間が省ける
ということです。

ですが、会社によってはビジネスマナーの研修を行わないところもあるでしょう。
その会社のなかでしか使えない知識だけを教える会社もあります。
そんな第二新卒人材は新卒と何ら変わり有りません。

ですが、周りの目は違います。
新卒を見るような優しい目で見てくれません。
「社会人経験がありビジネスマナーがあるのが当たり前」とハードルが上がっているため要注意。
面接の際のマナーについてはしっかりと勉強をしておきましょう。

参考:転職活動時のマナーまとめ!メールから準備、面接会場、面接後の対応まで完全網羅!

受け身、指示待ち、習っていないからできませんスタンス

「会社は学校じゃねえんだよ!」

第二新卒人材と面接をするときによく出てくる言葉ですが、
「何も教えてくれなかった」
「教わっていないのにやらされた」
「なにをすればいいのか指示されない」

入社してからも同じです。
全部なにからなにまで教えてもらえるなんて、そんなわけありません!
●一つの仕事が終わって手持無沙汰でボーっとしてる人
●少し調べればわかるようなことまで全部聞いてくる人

そんな人は一番嫌われます!

「教えてくれなかった!」
を退職理由にするなんて、絶対にNGです!

会社にすべてを求めている

前述の「受け身、指示待ち」もそうですが、
会社が何から何まで面倒を見てくれると勘違いしている人は大勢います。

前職の退職理由があまりにも身勝手な人は、会社に期待しすぎているのでしょう。
「教えてくれない」を初めに
「給料がひくい」
「上司が厳しすぎる」
「人間関係がギスギスしている」

他責な退職理由は全部NGです!
もちろんハラスメントなど明らかに問題がある環境は別ですが。

会社は仕事をする場所です。
学校とは違い、あなたはお客様ではないのです。
和気あいあいと仲良く楽しくストレスなく働ける環境を求めてはいけません。

「やばい」第二新卒にも需要がある理由

実はすでに第二新卒=「やばい」ではなくなってきています。
確かに2017年前後までは、第二新卒はやばいというイメージが採用側にありました。

しかし、現在では既卒者(フリーター、ニート)などの正社員の経験が無い人も
正社員として採用している企業が増えています。

なんでそんなに変わったの?

なぜなら
・新卒の採用に苦戦しているから
・年功序列制度が薄れて転職が当たり前になったから
・若手でも経験が詰める

からです。

まず多くの企業が新卒の採用に苦戦しています。
学生から人気のある企業はごく一部でほとんどの企業で新卒採用は定員割れをしており、
若手人材への需要は高まるばかりです。

そして依然と比べて同じ会社でずっと働く人が少なくなり
転職そのものに抵抗がなくなりました。
だれしも転職を3回はするような社会になっているため、転職者への門戸が広く開かれています。

また年功序列制度の会社であれば第二新卒は何にもスキルの無い人材でした。
しかし、今では若手でもスキル・経験を積める環境が多くあります。
働き方も変化しており、若手でも経験を持っている人は多数いるのです。

確かにヤバイ第二新卒はいます。
ですが、そうならないようにするには面接での伝え方次第。

採用企業側の第二新卒に求めるメリット

さて、ではそんな「やばい」かもしれない第二新卒に対して
企業は何を期待しているのでしょうか?

企業が求めているものを知っていれば
自分が面接で何をアピールするべきかがわかります!

次世代のホープ人材になり内定を勝ち取るために
アピールすべき要素はここにあります。

ビジネスマナーが身についている

実は企業は第二新卒にスキル・経験を求めていません。
経験は無くてもいいから基本的なビジネスマナーがあることを最低条件としています。

新卒一括採用において便利なのは一斉に研修が出来ることです。
しかし中途で入社した人材一人一人に対してビジネスマナー研修をするのは
手間とコストがかかります。

また新入社員を採用していない企業であれば猶更です。
0から研修しなくてはいけない新入社員よりも
すでに他の企業において研修をしてくれている第二新卒の方がコスパが良いのです。

新入社員時の研修内容はありふれたもので退屈だったかもしれませんが、
その当たり前の知識が一番求められていることを認識しておきましょう。

参考:転職活動時のマナーまとめ!メールから準備、面接会場、面接後の対応まで完全網羅!
転職面接の服装はこれで決まり!失敗しない鉄板の服装マナーまとめ

伸びしろがある

ただ単に若いというだけで需要があるのが日本のビジネス市場です!
「若くて熱意があること」それだけを求めて企業は第二新卒を採用します。

また、新卒の時と異なりすでに仕事を経験しての転職です。
前職で一度失敗して改めて「やりたいこと」を認識しているでしょう。

そのため仕事に打ち込んでくれる可能性が高いのです。
新卒時は「総合職」という謎の職種に当てはめられ、
適性や会社の都合で仕事が割り振られることが多いです。
ですが、第二新卒であれば「職種」での応募になります。

仕事を経験して自分の適性を知っている第二新卒が
わざわざ会社を辞めてまで、その「職種」に応募するのですから
期待ができるのです。

変な癖がついていない

20代後半以降の人を中途採用するときの懸念点が
「自社のやりかたに染まってくれるかどうか」です。

とくに一社で10年以上長いこと勤めてきた人にとって
新しいやり方に染まるのは中々困難です。

ですが採用企業にとっていつまでも以前の会社のやり方や癖を引きずられては困ります。
入社してからは自分の会社に合わせて動いてくれる人が望ましいのです。

会社によって社風ややり方、仕事の進め方などは全く異なります。
癖がついていなく、新しい環境に染まりやすい第二新卒にはそんなメリットがあるのです。

そのため、面接時点で前職でのこだわりをアピールするのは微妙です。
新しい会社に入ったら柔軟に対応できる姿勢をアピールしましょう。

採用企業側の第二新卒採用の懸念点

とはいっても第二新卒の面接には懸念点がつきものです。
懸念を払しょくできるかどうかで内定が取れるかが決まってきます。

この懸念点が払しょくできないと
「やっぱり第二新卒はやばいな」って思われてお見送りです。

早期離職の恐れがある

早期で離職したことは事実です。
次の会社で長続き出来る補償なんてどこにもありません。

すぐに辞めそうと判断されたら100%内定は出ません!

そして、新卒一社目の退職はなかなか勇気がいるものです。
転職活動への不安や親からの反対、同期からも反対されるでしょう。
ですが、2社目は違います。
転職を経験しているのでハードルは低く、同期もいない。
簡単に辞められてしまうのです。
ちょっとした理由で退職をした人は、次の会社でもすぐ退職してしまうでしょう。

まさにストレス耐性のない「やばい」第二新卒です。

そう思われないためにも志望動機やキャリアプランを作りこみ
「この会社じゃなきゃダメなんです!
この会社で10年後、私はこうなりたい!
そのために頑張るんだ!」

としっかり根拠のある熱意を伝えて早期離職の懸念を晴らす必要があります。

仕事に対して消極的なのでは?

前述のように
受け身、指示待ち、習っていないからできませんスタンスの人は
やばい第二新卒です。

新卒で入社してから慣れないうちは誰でも大変です。
ですが、大変な中でやりがいを見出し、仕事を楽しめる人もいるでしょう。

もちろん全員ではありませんが、
仕事を楽しめない人、やりがいを見いだせなかった人は
仕事に対して消極的な可能性があります。

「言われた仕事だけやっている」のであれば仕事が楽しいわけないです。
「怒られないようにとばかり考えている」のであればやりがいなんて見つけられません。

これは退職理由をどう伝えるのかによって変わってきます。
他責にするようなネガティブな退職理由を伝えたら「やばい」第二新卒だと思われるでしょう。
退職理由はポジティブに志望動機とキャリアプランにつなげて
伝えるのがベストです!

入社後に成長してくれるのか

前の会社が嫌で逃げてきた人もいるでしょう。

どこでもいいから入社したい。
楽な仕事がしたい。
もう前職みたいな大変な仕事は嫌だ。

確かにそういう人もいるかもしれません。
ですが、それを見抜かれたら不採用です。

企業が若手を採用するのは将来性に期待しているからです。
成長しない人材であればアルバイトの方がいいわけです。

そのため、面接前に企業研究をしっかりおこない事前に勉強をしておくことが大切。
関係書籍を読むことも良いでしょう。
目標のために準備が出来て努力や勉強が出来る人材であるというアピールをしましょう。

やばくない第二新卒になって内定を取る5つの方法

さて、自分が「やばくない」第二新卒であっても面接でそれを証明しなければいけません。
仮にあなたが「やばい」第二新卒でも、それを克服しなければいけません。

では、どうやって面接で「やばくない」ことを証明するのかを解説します。

退職理由をポジティブに語る

退職理由はどうしてもネガティブになってしまいます。
ですが、ネガティブな退職理由はNG

特に第二新卒が
「前職はこういうところがダメだ!」
「配属された部署の上司のココがダメだった!」
なんて人の所為、会社の所為にするようなことを言ったら絶対に落ちます。

「社会のことを何にも知らない若造が何を偉そうに批評をしているの?」
って思われちゃいます。
私は典型的な嫌な面接官だったので、そんなことを言う人は採用しなかったでしょう。

退職理由は
「こういうことをやりたいから!」と次にやりたいことを目指して
前向きに行動したからとポジティブに答えるのがマストです。

志望動機を練りこむ

第二新卒に求められているのは「熱意」です。
「御社でなければどうしてもだめなんです!」
って言ってくれる人材が欲しいのです。

なぜか?
・「御社でなければどうしてもだめなんです!」って言うには企業研究が欠かせないから
・早期離職しないか心配だから
・自分のこと好きって言われて嫌な人はいないから

参考:志望動機(志望理由)完全攻略!書き方と面接での伝え方を覚えて一発内定!(職種、状況別例文付き)

「御社でなければどうしてもだめなんです!」って言うには企業研究が欠かせないから

志望動機はしっかり企業研究をしなければ作れるはずがありません。

しっかり企業研究が出来る人は
・自分で調べる力がある
・事前に準備が出来る
・志望度が高い

とも言えるでしょう。

同じような業界で同じような仕事なんて沢山あります。
そのなかで、他社と応募企業との違いを知っていなければ
「御社に入りたい」なんて言えないはずです。

参考:【目指せ!一発内定!】転職の企業研究はこれで完璧!一歩差をつけるために知っておきたいこと

早期離職しないか心配だから

作りこまれた志望動機が本音であれ建て前であれ
事前に準備をするだけの熱意があることは確かです。

どこの会社でもいいや
条件が良い会社ならどこでもOK
とりあえず働かなきゃ

のような、目標意識のない人を省けます。
目標意識のない人は、入社してからもやりがいを見いだせず
すぐに退職をしてしまう恐れがあります。

自分のこと好きって言われて嫌な人はいないから

何10人に一斉に告白メールを送るような人と
「あなたじゃなきゃだめなんです!」って言いよって来る人どちらが良いですか?

企業の面接も同じです。
面接官も人なので「あなたの会社のこういうところが好きだから入りたい!」
って言われて嫌なわけがないのです。

むしろ、うちの会社に強い志望動機がない求職者に対しては
「こいつは入社できればウチじゃなくてもいいんでしょ?」
って思って嫌われるでしょう。

10年後までのキャリアプランを作りこむ

熱意を伝えるためには志望動機だけでは不十分です。
しっかりとした目標があり、10年後までの計画を立てることで
より熱意を伝えられるでしょう。

というよりも「なりたい自分」がハッキリしていないのに
志望動機が作れるわけがありません。

「どうなりたいのか」を明確にすれば
「なぜ退職するのか?」「なぜ御社に志望しているのか?」も作れます。

そして長期のスパンで目標を立てていれば早期離職の懸念も晴らせるでしょう。

参考:【目指せ!一発内定】転職面接でのキャリアプラン、将来の目標の質問にはどう答える?(例文付き)

新卒との違いを見せつける

新卒と変わりないのであれば、新卒を採用すればいいだけです。
少しの短い期間であれ、仕事を経験しているあなたには
新卒よりも知識も経験も備わっているはずです。

確かに、第二新卒にスキルはありません。
ですが、
・仕事に対してどう向き合ってきたのか
・自分なりに工夫した点

などの思考経験があるはずです。

基本的なビジネスマナーと合わせて
自分の仕事への向き合い方など仕事を通して学んだことを棚卸して
アピールしていきましょう。

考え、工夫など自主的に動いたことをまとめる

上記のように新卒と違うことは実際に会社で働いた経験です。
大変なこともあったでしょうし、自分に判断がゆだねられたこともあるでしょう。
小さいことであれ、成功体験も持っていることでしょう。

・上司に褒められた
・他の人の役に立てた

小さいことでも自分が出した結果を思い出してください。
そこにはあなたの知識やスキルではなく考えや工夫などが活かされているはずです。

その自主的に動いた経験は立派なアピールポイントです。
他の候補者との差別化が出来るポイントなので
小さなことでも徹底的に棚卸をしていきましょう。

参考:第二新卒が初めての転職活動を成功させるための4つのポイント。面接での質問回答例付き

これを言ったらNG!絶対受からない「やばい」第二新卒

一方で「やばい」第二新卒と印象付けてしまう発言には十分に注意しましょう。
上述の注意点を守ればこのような発言はしないはずですが、
NG発言を連発する人があまりにも多いので気をつけましょう。

他責、ネガティブ、行動なし

何度も伝えていますが、他責やネガティブな言動は一発アウトです。
退職理由だけではなく、志望動機や前職の仕事内容を聞かれたときにポロっと出てしまうこともあるでしょう。

志望動機も
「前職の○○が嫌だったので、御社の○○に惹かれました」
なんてわざわざ前職の愚痴を言う必要はありません。
その会社を選んだのはあなたです。

面接は愚痴を言う場所ではありません!
事実であったとしても、人から愚痴を聞いて良い気はしませんよね?

退職理由が人間関係、給料、条件面

多くの人が悩むポイントですが、人間関係・給料・条件を退職理由にすると
結局ネガティブな退職理由になってしまいます。

人間関係はどこの会社でも必ずついてきます。
「一緒に働く人と気が合わない」そんなことで退職するのであれば
会社勤めは無理です!

給料は確かに生きていくうえで一大問題です。
社会保険料などが思いのほか引かれて手取りが少ないなんてこともあるでしょう。
ですが、スキルがない今の時点でどこ行っても給料は大差ありません。
あなたにスキルがあれば話は別ですが、、、
また、給料が不満で退職する人は
「他に給料が高い会社が見つかったら退職するんだろうな」っと思われてしまいます。

条件面でも同じです。
給料のほかにも福利厚生や休日など会社によって条件は異なりますが、
そもそも新卒時にそこを選んだのはあなたです。

志望動機が条件重視

上記の退職理由と同様に志望動機でも条件を持ち出す人がいます。

・他社と比べて給料が高いから
・産休があるから
・年間休日が多いから
など
確かに魅力的ですが、その企業の魅力は条件だけなんですか?
条件が良ければどこでも良いのでしょうか?

「○○君は大手企業で働いていて給料も高いから好き!」
って告白されたらなんか違和感ですよね?

もちろん条件面は大切です。
ですが、面接では相手に選んでもらわなければ意味がないのです。
条件に惹かれたからと言ってそれを正直に伝えてしまっては
受かる企業は無いでしょう。

退職理由や志望動機が不明瞭

実は一番多いのが退職理由や志望動機が不明瞭なこと。
退職理由や志望動機は面接で絶対に聞かれるとわかっているにもかかわらず
あまりにも準備不足の人が多くいます。

「不動産の営業がやりたいから御社を志望しています!」

それだけでは理由の説明に一切なっていません。
・なぜ営業職がいいのか?
・なぜ不動産がいいのか?
・そのなかでもなぜうちの会社がいいのか?

そこまで用意していない人が多いので要注意です。
面接官はいじわるです。説明不足の所があればドンドンドンドン突っ込んできます。

また論理的に矛盾、飛躍している回答も多いです。

「前職は営業職でしたが向いていないと思ったので事務職を志望しています」

こう言われても謎です。
営業が向いていない人は事務職が向いているの?
って絶対突っ込まれます。

自分自身が自分を面接するならどこが気になるでしょうか?
いじわるな面接官の気持ちになって深堀してみましょう。
あくまで自分が納得する回答ではなく、面接官が納得する回答を示さなければいけません。

一切の改善行動がない

熱意なんて言葉だけでは実際に本当のことはわかりません。
ですが熱意があれば必ず行動をしているはずです。

まず、あなたは新卒の時の会社選びで失敗をしている可能性が高いでしょう。
自分の適性を見抜けず、合わない会社に入社したから退職を考えている。

このまま、新卒のときのように自分を理解せずに転職をしたら同じ結果が待っています。
それを改善したいと思うのであれば、自己分析や経験の棚卸、企業研究などの行動が伴うはずです。

また退職理由で
「前職では○○が出来なかったため」
志望動機で
「御社で○○がしたい!」
というのであれば、前職で○○をするために行動していなければいけません。
改善行動をしたうえで、叶わなかったのであれば熱意は伝わります。
ですが何も行動をしないで、ただ「できない」「やらせてくれない」はいけません。
本当にやりたいのであれば行動をしているはずです。

第二新卒での転職をスムーズに行うために

新卒と違い転職活動は短い期間で完結します。
多くの人が2カ月程度で内定を獲得できるでしょう。
ですが、上手くいかない人も勿論います。
前職より条件の悪い会社しか決まらない人もいます。

転職活動をスムーズに行うために以下のポイントを押さえておきましょう。

転職エージェントを使う

転職エージェントを活用することはマストです!
転職エージェントを活用すれば
・日程調整などのやり取りを代行してくれる
・面接対策、書類選考対策をしてくれる
・給料等の条件交渉をしてくれる
・自分に合った求人を提案してくれる

などのメリットがあります。

特に在職中に転職活動をする場合にはメールのやり取り等日中出来ないでしょう。
必ずしも転職エージェント経由で転職する必要はありません。

面接対策、書類選考対策や自分のキャリア相談の為だけに利用することもOK。
上手いこと良いところだけ利用しましょう。

なるべくなら在職中に活動する

今の会社にいることで心身ともに病んでしまいそうな状況であれば
今すぐに退職をすべきです!

ですが、そこまで切羽詰まっていないのであれば在職中の転職活動をお勧めします。

内定が決まったら退職交渉をすればOKです!
というのも、転職活動ですぐにいい会社とめぐりあえる保証はありません。

またほかの会社の話を聞いて比べてみたら、
「やっぱり今の会社がいい!」
「もしかして意外と恵まれた環境で働いているのかも」
と思えるかもしれません。

また転職活動で様々な企業を見ていくうちに自分のやりたいことや方向性が定まることもあります。
焦らずゆっくり転職活動を進めましょう。

企業研究は徹底的に

もちろん内定を獲得するためには企業研究は欠かせません。
ですがそれ以上に次の会社で失敗しないためにも企業研究は必要不可欠なのです。

もし次の会社選びにも失敗して1年で退職してしまったら
その次の転職はより大変になるでしょう。
そうやって転職回数を重ねていく事にはデメリットしかありません。

面接で内定を取るため以上に自分が行きたい会社を選ぶためにも
企業研究は徹底的に行いましょう。

企業研究にも人材エージェントは活用できます。
人材エージェントは企業の社長様や人事の方とつながっていることが多いため、
求人票に掲載されている以上の情報を持っています。

参考:【目指せ!一発内定!】転職の企業研究はこれで完璧!一歩差をつけるために知っておきたいこと

複数社応募する

一社に絞るなどもってのほかです。
在職中に転職活動するのは大変で企業研究に時間をさけなくなってしまいますが
並行して少なくとも5社は受けましょう

というのもその一社が内定出なければ全てがスタートラインからやり直しです。
内定が出たとしても条件面に不満があったり、面接した人事の人の雰囲気が合わなかったり
もあるでしょう。

複数社応募して内定を複数獲得する。
最終的な内定条件を見比べて本当に行きたい会社を選ぶのが一番賢いやり方です。

参考:「新卒なのにもうやめたい!」がスカッと解決!いま取るべき行動がわかる情報まとめ

まとめ

第二新卒はもはや「やばい」ではありません。
しかし面接官は「この人やばいのかな?」っと疑ってみてくることは確かです!

相手が懸念するであろうことを前もって対策しておくことが重要です。
転職をご検討されているのであれば、是非ご相談ください。

この記事の監修者

監修者画像

キャリアコンサルタント

兵庫 直樹

国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!

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