志望動機(志望理由)完全攻略!書き方と面接での伝え方を覚えて一発内定!(職種、状況別例文付き)

志望動機ってぶっちゃけ無いんだよね、、、

お金がいいからとか
憧れの仕事だからとか
そんなんじゃ駄目だよね?

志望動機は面接で必ず聞かれる質問です。
そして多くの面接担当が重要視しています。

出典:DODA 採用担当者に聞いた!履歴書の内容で最も重視する項目は

23.3%もの面接担当が志望動機・志望理由を重視しています。
これには私もちょっと驚きです!
むしろ志望動機さえきちんとかければ書類通過の可能性はグンっと上がるのです!

目次

なぜ志望動機が必要なのか?

では、何でそんなに志望動機って重要なのでしょうか?
面接で内定を取れる人はズバリ!
・即戦力として会社の業績に貢献してくれる人
・すぐに辞めずに定着してくれる人

です。
志望動機では、入社の意欲を探り「すぐに辞めないか」を確認します。
また、「うちの会社でどんな活躍が出来るのか?」
「うちの会社のことをしっかり調べてきているのか?」
「熱意は有るのか?」を確認したいがために聞くのです!

あなたが面接官の立場になったとして求職者が、
「営業職がやりたいからです!」
営業ならどこでもいいのかな?
「御社の理念に惹かれました!」
うちの理念の何に惹かれたの?
「福利厚生が充実しているからです!」
いや、それはみんなが頑張って仕事してきた成果であって、、、、
ってなりませんか?

入社できればどこでもいいのでは?

企業は「うちの会社に入りたい!」と思ってくれる人が欲しいのです。
そもそも人事担当者も人です。
恋愛で考えてみてください。
誰でもいいから告白しまくっている人か
一途に自分のことを考えて告白してくれる人なのか
の違いです。

薄っぺらいどこの会社でも通用しそうな志望動機は
「うちじゃなくてもいいんじゃない?」
「どうせすぐ辞めちゃうんでしょ?」
って思われてしまいます。

うちの会社のこと理解してる?

志望動機で大切なのはオリジナル感です。
「御社の企業理念に惹かれて」なんてありきたりな志望動機は
通用しません。

そのためには企業のことをよく知っていなければいけません。
そもそも企業のことをよく知らないで面接行っても落ちることは明白です。

そのため履歴書・職務経歴書の段階での志望動機は重要視され、
「うちの会社のことを調べたうえで、入社したいと思ってくれている人」だけを面接するのです。

うちとマッチしているかな?すぐに辞めない?

面接をしていると「この人うちの会社と合わなそうだなぁ」って人はかなり多くいます。
それは志望動機から発覚することが一番多いです。

「○○な仕事がしたい!」
→うーんウチの会社じゃできないかなぁ

「顧客に寄り添って、人のためになる仕事がしたい」
→いや、うちは営業数字重視だからなぁ

「新商品の開発にいつか携わりたくて」
→うちの商品開発は君みたいな人ではなく、外部から専門家あつめてるんだよね

上記はほんの一例です。
会社のことをしっかり調べて、ズレが生じないようにしましょう。

唯一無二の志望動機を作るポイント!

さて、実際に志望動機を作ってみましょう!
ここではざっくりで構いません。
一番大事なことは応募企業がどのような人材を求めているのかを理解する事です。

志望動機は自分が興味を持った点でしょ?

確かにそうですが、面接という場は客観的にあなたを判断するのです。
判断するのはあくまでも面接官。
相手の求める人物像を知り、そこに自分を合致させるのです。
むしろ相手の求める人物像と自分との間に大きな隔たりがあったら、
そもそもその企業はあなたに合っていないのかもしれません。

企業が求める人材とは?

面接で内定が出るのは「優秀な人」ではなく「ニーズに合う人」です。
その企業のその仕事での役割を果たす人に内定が出ます。

まずは会社のことを理解する。そのためには会社が今どの段階にいるのかを知る必要があります。
創業して何年なのか?従業員数は?
そして今回の募集の背景です。
前任者の退職による埋め合わせなのか?事業拡大による募集なのか?
詳しくは初めての転職面接~マナーや対策ポイントを押さえて一発内定の「企業が欲しい人材を見極める」を参考にしてください。

企業のニーズに合う人がどんな人かを理解しないことには
面接での回答なんて出来るはずがないのです!

好きな人に好きになってもらうために何をしますか?
「相手に喜んでもらう」ことが大事です。
そのためには相手が何に喜ぶのか?
何が好きで、何を求めているのか
それを知らなければスタートラインに立てないですよね?

一貫したキャリア形成をアピール

俺はこういう人間になりたいんだ!
そのために今回は転職をして、新しい職場でチャレンジをしたいと思ってる。
そしてその未来の目標のためには御社じゃなきゃダメなんです!

志望動機は「なぜその企業でなければだめなのか」を納得感を持って伝えることが重要です。
さて、では納得してもらうためにはどうしたらいいのでしょうか?

それは論理的に一貫していることです。
例えば、今までフリーターだった人が面接で、
「いままではアルバイトでしたが、これを機に正社員になってキャリアアップしたいんです!」
というのと。
「学生時代からずっと○○の仕事をしたいと考えてました。前職では○○の仕事をするため経験と実績を積んでいます。この度、自分自身で大きな成果を出したのを一つの区切りと考えてかねてからの夢であった○○の仕事に挑戦したいんです!」
どっちの方が納得感がありますか?
つい最近思い立って、その会社を志望しているのでは納得感が弱いです。
過去と今と未来を合わせて一貫した軸の上に志望動機を作ることで納得感がある志望動機を作れます。

また転職回数が多い人も要注意です。
「どうせまたすぐ辞めちゃうんだろ」って思われます。
4回目以上の転職の方は転職回数が多くても大丈夫!を参考にしてください。

経験とつなげてアピールする

前述のとおり企業が欲しい人材は
即戦力として活躍してくれる人です。
そのため今持っている経験とつなげて志望動機をつくりアピールすることも有効です。

しかしここで注意したいのが退職理由です。
ただただ経験を活かせるだけでは、前職を辞めた理由がありません。
志望動機で経験を活かせることをアピールするのであれば、
前職種ではできないけど、応募先企業では出来ること
を明確にしてそこへの志望動機を作りましょう。

「どこに?」「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」

情報収集はインターネットを使うと思います。
今や応募者全員がインターネットを見て志望動機を作ってくるでしょう。
そのため面接官は何度も何度も同じような志望動機を聞いて飽きています。
また、ただHPに書いてあることを言う
「御社の○○に惹かれています」程度の志望動機には何の価値もありません。
むしろ低評価でお見送りです。

そこで差別化をするのには深堀が大切。
前述のような自分のキャリアや経験や志向などと照らし合わせて
志望動機を選びます。

確かに「企業理念やビジョンに惹かれている」だとありきたりです。
では「なぜそのビジョンに惹かれているのだろうか?」
「今までの人生の中でそのビジョンを体現したようなエピソードはあるか?」
「そもそもなぜこの企業はそのような経営理念を制定したのか?」
「創業者や経営者の考え方やバックボーンに共感できることはあるか?」

ここまで自分事として深堀することが出来れば、自分なりのオリジナルの志望動機が出来上がります。

製品やサービスでも同じです。
その製品・サービスのどこになぜ魅力を感じたのか?
その製品・サービスの強みは何なのか?
他社より強いのは機能?ブランド?品揃え?マーケティング?価格?配達スピード?
ではなぜこの会社はその強みを実現できているの?
そして何でその強みに惹かれているの?
その強みがあったら自分にとってどうなのか?

志望動機を見つける企業研究のポイント

前述のとおり、「ほかの会社でもいいんじゃないかな?」って思われたら内定は出ません。
ですが、オリジナルの志望動機はなかなか作れるものではありません。
というのもインターネットに乗っている情報はみんなが簡単にアクセスできるからです。

そのなかで差別化する志望動機を見つける企業研究のポイントをお伝えします。

製品・サービスを使う

意外と実際に使ってみる人は多くないものです。
その会社が何を売っているのか、どのような価値を提供してお金をもらっているのか
体験してみないことには実際の価値はわかりません。

体験をして得たベネフィットや、浮かんだ感想。
改善点やアイディアなども一つの差別化のポイントです。

採用サイトを見る

会社のコーポレートサイトを見ることは当たり前です。
コーポレートサイト内のリクルート情報もみんなが目を通しています。

しかしマイナビ、リクナビ、DODAなどの媒体や
ビズリーチなどのスカウト媒体、EngageWantedlyなどのSNS系の媒体などにも多くのヒントが隠れています。

各媒体事に求める人物や職種は異なるでしょうが、企業が欲しがる人材は一致しているはずです。
また新卒採用のサイトであれば、新卒にもわかるように非常に丁寧に業務内容が書かれています。

Wantedlyなどのカジュアルな採用サイトでは、
従業員の普段の顔やオフショットなど裏側を除くことが出来ます。

そしてビズリーチなどでは、今社内で足りていない中位以上のポジションの情報があります。
そのポジションは今採用を強化して伸ばそうとしている事業化もしれません。

社長のインタビュー記事を見る

大抵の人は「会社名」だけをインターネットで検索してそのなかの情報だけで志望動機を作ります。
しかし多くの場合「社長名」で検索するとインタビュー記事が出てくるのです。

インタビュー記事っていいことしか言わないんじゃない?

逆にコーポレートサイトの方が良いことしか言いません。
意外とインタビュー記事では課題を語っていることもありますよ!

社長のお言葉は会社を引っ張っていく方向性そのものです。
どのような人材が必要なのか、今後どういう事業を行っていくのか
ホームページよりもカジュアルに語っているインタビューの方が会社の現状がわかることもあります。

同業他社を調べる

業界地図四季報などを参考にすることもアリです。
また同じ業界で同じくらいの売り上げを上げている企業を探してみてください。
その会社との違いはどこにありますか?
製品・サービスの違いやビジョン・経営方針の違い
あらゆるところに違いがあります。

例えば我々の転職支援サービスは沢山同業他社がいます。
しかし、HPのデザインや規模、ビジョンはどこも異なります。
その違いこそがその会社を唯一無二の存在にしている部分です。
「なぜ、同業他社ではなくこの会社なのか!」を言えれば強いです!

一発不採用!こんな志望動機は絶対NG

さて、志望動機をざっくり作ってみたところで次は自分の作った志望動機が
NG志望動機になっていないかチェックしてみましょう。

待遇にだけ魅力を感じている

もちろん待遇面は大事です!
給料・休み・残業一番気になるのは重々承知の上で、志望動機にしてはいけません。
「働く意思を感じられない」
「ほかに良い条件の会社があったらすぐ転職しちゃいそう」
「そもそも自分の主張ばかりなタイプはうちには合わない。」

面接でのスタイルは
「給料が少なくても、休みが少なくても良いんです!
それでもどうしても御社で働きたいんです!」

くらいの熱量を持っていきましょう!

でも面接で条件を確認したいんだけど
それもダメなの?

ダメです!条件は内定を勝ち取った後に確認しましょう!

安定や商品力についてのみ書いてある

「安定」これは面接のなかではNGワードです。
会社は成長していかなければいけないですし、変わっていかなくてはいけません。
そのために採用を行っているのに、現状維持を求める人材は必要ないのです。

企業が求めているのは事業に貢献してくれる人です。
そして安定や商品力は過去の事業の産物です。
商品力がある会社であればその商品力をどのように活かして、
どのように貢献したいのかまでしっかり伝えましょう。

教えてください!

意外と多くいるのがこのタイプです。
確かに意欲は感じますが、会社は学校ではありません。
経験が足りない職種であれば、学ぶことも必要ですが受け身な印象を与えてしまってはいけません。

でも、わからないことはどうすればいいの?

もちろん、わからないことは沢山あると思います。
意欲的にわかろうとすることは良いことです
「○○の部分では未熟な点が多くあるので、入社までに学んでおきます」
と自分から学ぶ姿勢を大事です!

現に、入社してから一番困るのもこのタイプ
「おしえてください」
確かにわからないことは多いと思いますが、、、
なんでもかんでも受け身なスタンスの人に割く時間は無いのが正直なところ

辞めることを前提にしてる

前述のとおり企業が欲しい人材は
・すぐに辞めずに定着してくれる人
です。

意外と多いのが
「将来独立を考えています。そのために○○なスキルを身に着けたいと考えております」
確かにやる気はありそう。
成長意欲も高そう。
ですが、辞めちゃう人を採用する会社があると思いますか?
その独立が20年後とか定年した後の仕事として、、、とかならアリです!

独立は自分の内なる野望として抱えておきましょう。

みんなと同じで薄く、口先だけ

それっぽい、いかにもな薄っぺらい志望動機はいけません!
これが一番多い!

「御社の○○な企業理念に惹かれました」
なんで?どこに?
面接官が突っ込んでくれればまだいいものの、
突っ込んでくれない人も多くいます。

そもそも、突っ込まれないと真意がわからない回答は望ましくないでしょう。
大抵そういう人は突っ込んでも何も出てこないのですが、、

企業理念を志望動機にするな!
ということではありません。
もっと深堀して深堀して自分だけのオリジナルな志望動機を作りましょう!

志望動機の書き方とサンプル例

さて、志望動機が固まってきたらいよいよ書き始めましょう!
いくらいい志望動機があっても伝わらなければ意味がありません。
そしてその伝え方がわかりにくかったり、まどろっこしかったりしたらダメです!

書き出しはいつでも結論ファースト

まず結論を書きます。面接でもまず結論から話します。
これはビジネスの上で大原則です!

「人事なら全部よんでくれるんでしょ?」

そんなことはありません。冒頭からダラダラ書かれた文章は全部なんて読みません!

構成は単純です。
結論:貴社を志望する理由は○○だからです。
根拠:「なぜなら○○だから。」と理由を述べる
必然性:「貴社でなければダメなんです!」ここでオリジナル要素を出してアピールします。

つまりこの形に落とし込めばいいのです。
「私が貴社を志望した理由は○○です。まず○○職を希望しているのは○○の為です。
そのなかでなぜ貴社なのかというと、、、」

「出来ること」と「やりたいこと」

さて、上記の根拠の部分に当たる部分を深堀していきましょう!
ここでは、自分の「出来ること」と入社して「やりたいこと」の2軸で考えます。

「出来ること」は今までの経験と会社のニーズに合わせて、
「このような経験は貴社でも貢献できると思い志望させていただきました」
でも出来ることばかりじゃいけません。
そこに「やりたいこと」の熱意が無ければだめです。
いまのままだとこんな感じ

僕こんなことできるよー!
どう?採用した方がいいんじゃない?

これでは、あまりにひどいので

僕はこんなことが出来るよー!
それを活かして貴社ではこんなことを一緒にやっていきたいんだ!

っという熱意を伝えましょう!
出来ることは経験でも強みや長所でもOK。
長所に関しては下記の記事を参考にしてみてください
【一発内定】面接での長所短所の答え方はこれで完璧~一覧や職種別別の例文付き

唯一無二の志望動機

さて、冒頭で志望動機の結論を言いました。
出来ること、やりたいことで根拠を語りました。
では、ここから深堀部分です。

唯一無二の志望動機にするのには必然性の部分。
「そのなかでなぜ貴社なのかというと、、、」
の部分です。

同じ事業をやっている会社なんて山ほどあります。
そのなかからこの会社を選んだ理由を書きます。

これまでさんざん企業研究してきた成果をこの一文に凝縮させるのです!

しめくくりで熱意を語る

ここまでは論理的にロジカルな部分です。
最後自分の夢を語って終わりましょう。
その会社でどうなりたいのか。
どんな仕事をして、
どんなキャリアを積んで。
どういう影響を社会に与えたいのか。

これからのことを書いてしめくくりましょう!

サンプル

私は、貴社の顧客満足度を最重視した営業やカスタマーサクセス事業にとても共感し今回応募させていただきました。
前職では営業職としてBtoCの提案営業に携わってきたためその経験を活かして貴社の事業に貢献をしたいと考えております。また、貴社の事業において長期でお客様との関係性の構築を目指す真のカスタマーサクセスを達成したいと考えております。数ある営業職のなかでなぜ貴社なのかというと、顧客満足度を最重視している経営理念やビジョンに惹かれているためです。私はかねがね、報酬はお客様の役に立った証であるを信条に働いてまいりました。金儲けの為ではなく、人の為の結果としての報酬であるというのが私の考えであり、その点で貴社の考えに非常に共感し、惹かれております。
貴社にて、いち早く即戦力となり、より多くのお客様に満足を届けたいと考えております。

面接での志望動機伝え方のポイント

さてさて書類での志望動機は完成しました!
面接ではどうでしょうか?
内容はほとんど変えなくても構いませんが、、、、
内容よりももっと重要なことがあります。

そう「伝え方」です!

伝え方が8割。結局は熱意!熱意!熱意!

志望動機は熱意が重要です!
棒読みは一番NG。

そしてはっきりと「入社したい」と言葉にして伝えましょう!
「内定を出したら入社してくれる人」として見られると非常に内定の確率は上がります。

えっでも内定でても入社するかどうかまだ決めてない、、、

もちろん、絶対入社しなければいけないわけではありません。
内定後ちゃんと考えましょう!
「会社に気に入られるため」っていうと抵抗がある人も多いでしょうが、
実際日本企業ではそういう人が求められているのです。
日本の常識=非常識?これからの転職の常識はこう変わる

用意していた志望動機が突っ込まれることもあるでしょう。
上手く答えられないこともあるでしょう。
しかし反省すべき点は認めつつも、「それでもやはり入社したいです」
と言えるほどの熱意があるかどうかが大切です!

ここでも結論ファーストでロジカルに

伝える構成は履歴書に書いたものと同じで構いません。
まず結論から、そこに根拠と理由を出して、必然性を述べ、熱意を伝える。

ですが注意すべきポイントは丸暗記してそのまましゃべらないことです。
臨機応変にその場の雰囲気に合わせて、自分の言葉で伝えることが大切です。

もし先に企業の説明などをしてもらえたなら、付け加えるくらいの余裕があるとなお良いですね!

退職理由やキャリアビジョンとの一貫性はあるのか?

履歴書に書いたものと状況が異なるのは、面接のなかで退職理由キャリアビジョンなどの他の質問が出てくる点です。

退職理由と志望動機とキャリアビジョン全て一貫している必要があります。
そして、一貫していれば納得度が高く志望動機を裏付けることが出来るでしょう。
参考:面接で内定が取れる退職理由(転職理由)の答え方と例文一覧。目指せ一発内定!
【目指せ!一発内定】面接でキャリアプラン、将来の目標、10年後の質問対策(例文付き)

志望動機の職種別回答例

志望動機はオリジナルで唯一無二のものになるはずです!
ですが、そうは言ってもなかなか難しいですよね!

いくつか例文をご紹介しますので是非参考にしてください。

営業職の例文

「私が貴社を志望した理由はお客様に対してより幅広い提案が出来る営業スキルを磨けると思ったためです。
現職でも営業職として勤務しておりますが、ソフトウェアは扱っておらず新規開拓営業のみを行っております。

その経験を活かして貴社にて新たな顧客を獲得するとともに既存顧客への提案力や課題発見力を身に着けていきたいと考えております。
またソフトウェアの営業職のなかでも、製品のマーケティング力に魅力を感じ貴社を志望させていただきました。
他社と違うフィールドを巧みに開拓して市場を切り開いている貴社にて私自身の営業力を活かして貢献していきたいと考えております。」

●同じ業界の中で転職をするのであれば、その理由が必要です。
前職ではできなかったことは何か?転職してまで成し遂げたいものは何か?
相手に突っ込まれるであろうことを想定して作成してみましょう!

●また営業職はどこの会社でもあります。
そのなかで差別化をするのは至難の業ですが、扱う製品、特長、強みなどの観点から絞って
「貴社じゃなきゃダメなんです!」とアピールしましょう。

「私が営業職を希望したのはエンドユーザーと関係構築をしながら直接価値提供をしていきたいと考えたためです。
前職では、製造業を行っており製品や機械の知識は豊富にあるためお客様への情報提供ではお役に立てると自負しております。今後、培った知識を直接お客様にお届けしていけるように営業職としてキャリアアップをしたいと考えております。
その営業職のなかでなぜ、貴社なのかというと理由は2点ございます。まず第一に製品や業界の知識がある分野での営業職であったことです。またもう一点が経営理念にもある迅速な意思決定を重視している点です。
製品の移り変わりの激しい業界にて、顧客の為を考えると迅速な意思決定は欠かせません。そのスピード感のなかで自分を高めて成長していきたいと考えました」

●これは別職種への志望動機の例です。
職種は未経験だからと言って必ず何かしら活かせるスキルや知識はあるはずです。
どのような仕事も結局はお客様が価値を感じてお金を払っているという点では同じはずだから。
そのなかで、なぜその職種へ転職するのかの理由を具体的に納得感ある形で伝えましょう
そこが曖昧だと、「営業の厳しい世界でやっていけるのか?」と疑問を持たれてしまいます。

事務職の例文

「私が貴社を志望した理由は、バックオフィスから事業の成長を支える仕事をしたいと考えたためです。
前職では営業職として個人への不動産賃貸のご案内を行っておりました。
営業活動以外にも数字管理や売り上げの分析、資料作成などの事務業務を行っていた為、経験を活かせると考えております。
営業を行っていくなかで、営業スタッフがもっと効率的に売り上げを立てるための環境づくりに興味を持ちました。
社員の皆さんをバックオフィスからサポートすることで会社全体の売上向上に寄与したいと考えております。
そのなかで貴社を選んだ理由は、事務職ながら裁量権を多く持てる仕事であったためです。
一般事務にとどまらず、事務としてのスペシャリストに成長できる環境があるため貴社を志望しております」


●事務職と一括りに行っても業務は様々です。
営業のサポートをするのか?経理のような仕事なのか?受付?電話対応?総務?
「事務」ではなく具体的な業務の内容にまで目を向けましょう。

●また事務=安定・楽ではいけません。
事務であってもスキルや成長意欲は求められます。
その点を強くアピールすれば、事務職を志望している他のライバルから一歩有利になるでしょう。

エンジニア職

「私が貴社を志望する理由は貴社のAIを使った新サービスに将来性を感じたためです。
前職ではSlerにてシステムエンジニアを3年間経験してきました。今後はより将来性の高い分野にて専門スキルを学びたいと考えております。
またAI領域のなかでも特に貴社を志望する理由は技術力の高さです。
最先端な情報を取り入れ、優秀な技術者が多数在籍している貴社にて自分自身も切磋琢磨ひたすらスキルを積んでいきたいと考えました。」

●エンジニアと一括りに行ってもAIなのかシステムエンジニアなのかインフラエンジニアなのか、全く別の業務です。
そして技術は日々進化しています。
上記のように一つの新しいサービスだけに魅力を感じているというだけでは心配です。
そのサービスはどこかですでに模倣されていて、いつまで売れるのかがわからないくらいのスピードで市場が変化しているからです。
そのため開発したいものと合わせて会社独自の強みにフォーカスするのも良いでしょう。

志望動機の状況別回答例

未経験なんですけど大丈夫ですかねぇ?

ただ、前職が嫌だったから辞めたんです。
同じ仕事で同じ業界で探してるんですがなんて言ったらいいんだろう

未経験職種への転職

未経験職種へ転職するとき、面接官が志望動機で一番気になるのは
あなたの本気度です。
未経験職種になぜチャレンジしようと考えたのかを背景を明確にして納得感が無いと
すぐに辞めちゃいそうと思われてしまいます。

またほかの候補者と同じ土俵で評価されることを考えると、
未経験であれ活かせる能力をアピールする必要があります。

「私はゲームの開発をしたいと考え貴社のエンジニア職を志望しております。
前職ではインターネット関連の企業にて営業職として勤めておりました。
プログラミング自体は未経験ですが、お客様のニーズを把握している点において
貴社の開発にお役に立てると考えております。
私がエンジニア職を目指しているのはかねてからの夢でした。趣味でゲームをすることが好きで
いつか自分も開発したいと考えていました。転職を考えたタイミングで貴社の求人と巡り会えたので思い切って応募させていただきました。
ゲーム開発のなかでも特に貴社のゲーム作品はよく遊ばせていただいております。
ユーザーの視点を活かして「売れる」ゲームを作っていきたいと考えております。」

同職種、同業界への転職

いわゆる同業他社への転職です。
ここでは志望動機も大切ですが、前職をなぜ退職したのかも大切です。
人間関係などで問題があったのでは?と疑う面接官もいるでしょう。

そして前職と今回応募した職種との違いを明白にして臨むことです。
「私は、より裁量権を持った仕事をしたいと考え貴社を志望しました。
現職でも同じ業界で営業職として勤務しておりますが、扱う商品の単価低く
薄利多売の戦略を取っております。しかし、今後は顧客への提案力を高めていきたいと考えております。
お客様に対して付加価値を与えるサービスを提供していくスキルを身に着け、
自分の仕事での貢献を高めていです。
そのなかでも特に御社では実力主義であると伺っております。
是非、厳しい環境で自分がどこまでできるのか挑戦したく応募いたしました。

同職種、異業界への転職

「同職種・異業界」「異職種・同業界」はいわゆる「ピボット転職」と言われるものです。
自分が経験してきた仕事を活かしつつ新たなフィールドに挑戦することで
自分の業務の幅を広げていく。
キャリアアップ・スキルアップのために今注目されています。

同職種・異業界の場合には、仕事内容は変わらないため参入はしやすいでしょう。
しかし覚える知識は多量にあります。

「私は更なるスキルアップのために貴社を志望しております。
前職では不動産関係の企業にて事務職として勤務しておりました。
契約書類の作成や営業の売り上げ管理などの事務経験は貴社でも活かせると考えております。
この度、IT関連の知識を身に着けたく貴社を志望しております。
事務職もこの先は自動化が進んでいくと思われます。そのなかでも必要とされる事務職になるためには
ITを駆使できるスキルが必須と考えました。
そのなかでも特に貴社は最先端の技術を取り入れ、レガシーシステムにとらわれない業務改善を行っております。
貴社で働くことで自分自身より高みに行きたいと考え志望いたしました」

異職種、同業界への転職

例えば営業→事務や事務→営業など多くの可能性があります。
この場合職種の経験はよりも業界の知識を活かせるのがアピールポイントです。
また、同じ業界の違う職種を知っていることはアドバンテージにもなります。

しかし、懸念とされるのは社内異動などが出来なかったのか?
という点です。そこに対して突っ込まれたときの対策は必須です。

「私は、営業スキルを高めるため貴社を志望させていただきました。
前職では、同じ不動産業界にて事務職として勤務しており、宅建の資格も取得しております。
事務職として働くなかで、自分みづからがお客様の顔を拝見できないこと、喜びを直に感じられないことに対してモヤモヤが募っておりました。
事務とはいえお電話での営業の業務の経験はございます。今後はその経験を活かしてエンドユーザーに直接届けられるような仕事をしたいと考えております。
そのなかで特に貴社を志望しているのは理念にある地方創生のキーワードです。
私はより多くの人を幸せにするよりも、身近な人々に濃い幸せを届けたいという思いで仕事をしてまいりました。
地元の方々が喜んでくれるようなサービスを提供していきたいと考えております」

大手→ベンチャー、ベンチャー→大手

同じ業界で同じ職種だとしても大きく環境は異なります。
以前ベンチャー企業への転職の記事を書きましたが、
特に「大手→ベンチャー」への志望動機は対策が必須です。
意外とベンチャー→大手は行けちゃうものです。

なぜなら大手とベンチャーでは労働環境に大きな違いがあるからです。
大手出身者は整っていない環境に適応できずに辞めてしまいがち。
自分の業務だけをこなそうとしてマルチタスクが出来ない。
などベンチャーは大変です。

そのため熱意を大切にして本気度を伝えましょう!

こんな質問どう答える?

さて志望動機は重要度が高いからこそ、ここまで長々と語ってしまいました。
ですが、せっかく志望動機を作ったのに他の質問でボロが出てしまっては意味がありません。

具体的な質問と対策を書いて終わりにしたいと思います。

「ほかにはどんな企業を受けているのですか?」

受けていないなら受けていないでも構いません。
ですが、必ずしも「受けていない」ことが正解ではないということには注意が必要です。
だって転職活動で一社だけに絞っていることは珍しいから。
落ちたらどうするのか?計画性がないの?
もちろんその会社が第一志望でそこ以外今は考えられないなら、それも併せて伝えましょう。

では他に受けている会社がある場合に、
試されているのは志望先に一貫性があるかどうかです。
例えば「IT関連の仕事がしたいんです!」って志望動機を語ってたのに
他受けている企業が飲食店だったりアパレルだったらどう思いますか?
微妙ですよね。一貫性を持っていることをアピールしましょう!

「他に3社ほど応募しています。いずれもIT関連の業界でスキルが身に付き顧客を大事にしている会社です。」

「当社は第一志望ですか?」

第一志望であれば「第一志望です!」っと堂々とお答えください。
しかし第一志望でない場合は注意が必要です。
ぶっちゃけすぎて「第3志望です」と答えると合否に響きます。
そもそも内定出しても入社しそうにない人には内定を出しません。

ではどのような言い方が正解なのか。
「第一志望群のうちの一社」「強く志望しています」
と若干誤魔化して回答する。
「御社にも興味がありますが、実はもう一社迷っている企業があります」
と正直に伝える。
正直に伝えることで新しい情報をくれることもあります。

「あなたには○○職の方が向いていそうですが?」

まあ大きなお世話ですがそう思うことは結構あるんです。
こっちの方が良いんじゃないのかな?
うちじゃなくても良いんじゃない?
って思われちゃうことはある程度仕方ないです。

ですが簡単に折れてはいけません。
「あっそうかもしれないですね」
って言ったらもう面接終了です、、、

その際には志望動機を補足して、志望職種への理解を伝えましょう。
更にはその職種を通した3年後、5年後、10年後までのビジョンを伝えることで本気度をアピールしていきましょう!

まとめ

志望動機は結局は熱意です。
未経験であれ、熱意があれば内定は獲得できます。

熱意をしっかり伝えるためには企業研究は必須です。
「そんなに熱意あるのにウチの会社のこと全然調べてないね?」
これじゃあうかりません。
熱意を伝えるためには論理的な文章が必要です。
「結局何言っているのかわからない」
これでも受かりません。

そのため、志望動機の対策で一度他の人に見てもらうと良いでしょう!
熱意が伝わり、論理的でわかりやすい文章。
面接対策はキャリアプランナーにご相談ください。

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この記事を書いた人

人材紹介会社にて約6年勤務。
人事責任者としての経験もあり、求職者側・企業側双方の視点から人事を学んでおります。

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