グループアプローチのまとめ~グループエンカウウンター・アサーショントレーニングは要チェック~キャリアコンサルタント量産計画

今までご紹介してきたのは1対1の技法
カウンセリングにはグループを対象にした技法もあり、それをグループアプローチと呼んでいます。

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細目

② グループを活用したキャリアコンサルティングの意義、有効性、進め方の留意点等
・グループワーク
・グループガイダンス
・グループカウンセリング
・グループエンカウウンター
・サポートグループ 等

なかでも構成的グループエンカウンターアサーショントレーニングが重要です!
前回ちょっと触れたアサーショントレーニングも詳しく解説します。

グループアプローチのメリットは
参加者同士で情報交換が出来ること
同じような悩み・課題を抱えている参加者と出会い、共感・安心感が得られること
何人もの人と会うことによってコミュニケーションスキルが向上すること
です

グループアプローチは
学習動機付け個人の成長教育治療集団内の人間関係の改善組織開発のために使われます

さまざまなやり方がありますが共通点が多いので覚えやすいのと人物は登場しない、
しかも出題頻度は高いので短時間でパパっと覚えちゃいましょう!

目次

グループワーク

グループアプローチの一番シンプルなやり方です。
利用者がグループのプログラムに参加することで、メンバー間で相互の影響を受け成長する援助のこと

グループガイダンス

授業とか説明会のようなものを思い浮かべればOK!

グループカウンセリング

共通する問題・悩みを抱える参加者が集まり意見を交換するもの
グループカウンセリングのなかにも手法がありエンカウンター・グループもその一つ

エンカウウンターグループ

エンカウンターグループには
非構成的エンカウンターグループ
構成的グループエンカウンターがあります。
「エンカウンター」とは出会いという意味です。
よくRPGのゲームなどで、敵と遭遇することをエンカウントといったりしますそれと同じです!
ロジャーズが開発した手法です。

非構成的エンカウンターグループ

通常10~15人程度の参加者と1~2人の進行役で行います。
進行役はいるものの、議題や進め方などは何も決めずません。
参加者同士のフリートークに任せる手法。
参加者の間に親密な関係が生まれやすいですが、
ときには暴走して嫌な思いをするひとっも出てきてしまうこともあります。

知らない人達といきなりフリートークって緊張する、、、

構成的グループエンカウンター

こちらは用意されたプログラム(エクササイズ)に沿って作業や対話を行います。
前述の國分康孝さんが始めた技法。あのコーヒーカップモデルを出した優しそうな人です。
この構成的グループエンカウンターは出題頻度が多いので少し深堀しましょう!

こっちはフリートークじゃなくて
議題が決まってる分話しやすそう!

みんなでエクササイズをおこなった後は「シェアリング」をおこなって話し合います。
シェアリングを行うことで自己発見や集団内でのリレーションの形成につながります。

構成的グループエンカウンターの目的

目的は
本音にきづくこと
自己開示の促進
・シェアリングによる物事の見方・考え方の認知の拡大

では非構成的グループエンカウンターではなぜダメなのでしょうか?
なんで条件設定(構成)をするのでしょうか?

条件設定(構成)する3つの理由

その理由は
①メンバーが緊張から解放されて自由になりやすくするため
②抵抗を予防しメンバーを心的外傷から守るため
③メンバー相互のふれあいを効率的かつ効果的に促進するため

自由なフリートークよりも条件を付けた方が話やすく、話題もぶれずに、効率的になるからです。
リーダーは必要に応じて介入します。

非構成的グループエンカウンターは
リーダーが指揮をとらないと
・話がまとまらない
・続かない
こともあるので構成的グループエンカウンターのリーダーの方が楽です。

非構成的グループエンカウンターの方が、上手くいったら仲良くなれそうだけど
リーダーは大変だね。。。

リーダーに必要な能力

リーダーには
自己開示と自己主張の能力を持っていること
が望ましいとされています。
また、シェアリングの際には、解釈や批判はしてはいけません
あくまでルールが守られていない場合などに必要に応じて介入します。

その他のグループワーク

ワークショップ

参加者全員による共同作業や討論を通して学びを得る場のこと。
話し合いだけではなく、「体験型講座」として共同作業や討論などを行います。

ワークショップの手法の一つの「ワールドカフェ」があります。

「ワールドカフェ」

カフェのようなリラックスした空間で自由な会話を行います。
まず参加者はいくつかのグループに分かれ、あるテーマについて話し合います。
一定の時間が経過するたびに席替えをして、メンバーを入れ替えていきます。
最後には参加者全員による話しあいを行って終了します。

その他にも
討議法 ディスカッションを行う
ロールプレイング法 現実に近い場面を想定して特定の役割の演技をさせる
ブレーン・ストーミング法 自由奔放にアイデアを出し合う
などがあります

ソーシャルスキルトレーニング

社会の中でほかの人たちと適切にかかわりながら日常生活を営む能力を身に着けることを目的としています。
課題となる場面を設定して、実際の場面を想定しながら様々な役割を演じる(ロールプレイ)ことを通して学びます。

アサーショントレーニング

アサーションとは「主張」のこと。
対人関係において自己主張・自己表現を行えるようにする訓練です。

こちらもロールプレイを通して学びます。

アサーショントレーニングのロールプレイ

ロールプレイの際に演じる役割は

攻撃的(相手の意見を聞かずに主張だけをする人)
非主張的(主張が出来ない人)
アサーティブ(相手の意見を尊重しつつ、自己主張もできる)

の3役に分かれて行うことが多いです。
アサーショントレーニング
相手を思い通りに動かすスキルを磨くのではなく、
あくまでも対等な目線でより良い人間関係を目指します。

ロールプレイのほかにもアサーショントレーニングにはDESC法と呼ばれる技法があります。

DESC法

Discribe(描写する)  
客観的に状況や事実を説明する
Express(表現する) 
主観を交えて、自分の意見や感じていることを表現する
Specify(提案する)  
相手にしてもらいたいことや求めることを提案する
Consequences(結果を伝える) 
提案したことが実行されたときの結果を伝える

なるほど!これなら自分の意見を言いやすくなりそうだね!

以上!覚えることはそれほど多くはないですが、出題頻度は高いです!

暗記よりもまず意味と内容を理解してイメージを固めましょう!

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この記事を書いた人

人材紹介会社にて約6年勤務。
人事責任者としての経験もあり、求職者側・企業側双方の視点から人事を学んでおります。

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