アルバート・バンデューラを徹底解説!~キャリアコンサルタント量産計画

アルバート・バンデューラ

なんかこっち見てるねー
観察されてるねー

アルバート・バンデューラは社会的学習理論を提唱しました。
人は直接的な経験からの学習に合わせて観察(モデリング)することでも勉強するよねって話です。

バンデューラは存命中の心理学者で最も偉大な人物と言われています。
心理学だけじゃなくて教育学にも社会学にも大きな利教を与えた人物だから

覚えるべきは

社会的学習理論
モデリング(観察学習)の4つの過程
自己効力感を高める4つの方法

社会的学習理論

引用:Wikipedia

ボボ人形実験の結果を利用して社会学習理論を構築しました。

「ボボ人形実験」とは

子どもたちを実験群と対象群の2つのグループに分けます。
・実験群の子供たちにはおもちゃ部屋で一人の大人が「ボボ人形」(風船のように膨らませた人形)
に乱暴しているのを見せます。

・対象群の子供たちには大人が普通に遊んでいるのを見せます。

・その後、各グループのことも太刀をおもちゃ部屋に入れて観察します。

・結果 実験群の子供たちは対象群に比べて攻撃でした。

この実験から子供たちは観察して学習・模倣することがわかりました。

そんな社会的学習理論では人間の行動を決定する要因として3つ挙げられています。

人間の行動を決定する要因

先行要因  行動を起こすの条件。体調や気分など
      今日は体調がいい→よし筋トレしよう!

結果要因  行動の結果から学習したこと
      筋トレしたら痩せてきた→よしもっと筋トレしよう!
      友達が筋トレを始めたらモテ始めた→より筋トレしよう!

認知的要因 ある行動をどう認識しているか
      筋トレは体にもモチベーションにも効果がある良いことだ→よし筋トレしよう!
      筋トレしてもモテるようにはならない→筋トレしなくていいか、、、

という3つの状態で意思を決定しているという理論です。

あなたが今キャリコンの勉強をしているのは何で?

今日はモチベーションが高いから勉強したかった、暇だったからなんとなく(先行)
あと資格マニアだからとりあえず試験受かりたいんだ、それに友達がキャリコンは役に立つって言ってたから(結果)
キャリコン持っておけば仕事でやくにたつし、キャリコンって響きがかっこいいよね(認知)

自己効力感

そしてバンデューラで大切なのは「自己効力感」です。

自己効力感は意思決定の選考要因に分類されます。
「自分なら出来る!」と思っているほど行動に移しやすいですからね。

自己効力感は仕事や勉強のパフォーマンスに関わっています。
自己効力感とは「自分ならできる!」という自信ある感覚です。

自己効力感は

大きさ 課題を難易度順にした時のどこまでの難易度を実行できるか
強さ  課題を確実に出来そうかという確信の程度
一般性 課題にたいする自己効力がどのくらい一般化できているか

例えば自己効力感のかたまりというとワンピースのルフィ!

海賊王に!確かに自身のかたまりだ、、、

敵と遭遇したときの自己効力感は最強です!
大きさは、どんな相手でも実行する自身があるのでMaxでしょう。
カイドウでも海軍大将でも、どんな強敵でも自信を持っています。
強さも、MAXです!
戦う前から負けることなんて考えてないですよね?
一般性もMAXです!誰が来たって、何をするにもルフィは失敗するなんてことを考えていません。

たしかに、、、
ワンピース知らない人はごめんなさい、、、

実はコレ社員研修とかでも使える考え方なんです。

自己効力感を高めることで、

困難に直面した際にも粘り強く努力して乗り越えられる
自分の能力をうまく利用して更なる努力を重ねることが出来る

じゃどうやって自己効力感を高めればいいのでしょう。

皆がルフィのようではなくウソップやナミやチョッパーみたいな人もいますよね。

自己効力感を高める5つの方法

遂行行動の達成 自分の力で達成した経験を積み重ねる


代理的経験   自分にもできそうだと効力予期を形成する
        「あの人にもできたのだから、きっと自分もできる」


情動的喚起   体や心の中で起きた感情的な変化
        「ワクワク」「ドキドキ」という気分の高まり


言語的説得   言葉による説得
        「あなたなら出来る」という言葉


想像的体験   自分や他人の成功をイメージすること
        イメージトレーニング

というような。

例えばウソップの名言
「まいった、、、おれも衰えたな。昔はもっとウソをぶちかましたもんなのに、、、今やそれができちまう!!!」この名言は修行を終えて自信を持ったかた出てきた発言です(遂行行動の達成


代理的経験はワンピースで上手い例えが見つからないのでちょっとスルーwww


ウソップもチョッパーも自己効力感が低くても戦う直前に「よし!やってやる」ってなりますよね。仲間の為であったり正義の為だったり、なにかに心が動かされているんです(情動的喚起


ルパンの次元大介の名台詞「大丈夫。お前なら上手くやれる。それでも困った事があったら


必ず俺が駆け付けるから」こうゆう言葉の積み重ねが人の自己効力感を高めるんですね(言語的説得)


想像的体験もちょっとスルー!成功をイメージすることで自己効力感が高まるって漫画でありそうだけど見つかりませんでしたので、、、

今日漫画ねたおおいよね

いまさらながらワンピースにはまってしまってな

社会的学習理論アプローチ登場人物概要



この記事の監修者

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キャリアコンサルタント

兵庫 直樹

国家資格キャリアコンサルタント。大手外資系ホテル勤務を経て、15年に亘り、マネジメント業務に従事。 その中で人材関連に興味を持ち、キャリアコンサルタントを取得し人材業界へ。その後、持ち前のコミュニケーション能力と資格を生かし、ハローワークにて就業支援に従事してきた異例の経歴!

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